中国のインターネット不便とVPN
はじめまして。私は短期留学で少しの間中国に滞在しに来ている者です。
中国に到着してからはや3週間。だんだん生活にも慣れてきました。
とはいえやはり、国が違うと勝手が違う物ですね。
いわゆる「カルチャーショック」と言うんでしょうか、様々な文化の違いに驚かされました。
外食の際にときたま引く極端に独特な料理とか…。
実に濃厚な3週間でして、喋ればいくらでも出てくるのですが…その中でもやはり「インターネット規制」については面を食らいました。
『中国のインターネット規制とその不便さ』
中国では利用者のインターネット閲覧に対し、規制を設けています。
その理由は…情報統制だとも、中国のインターネット利用者のアクセス集中を避ける為だとも言われてますが、規制に対して正式な声明はだされていないようです。
この規制は非常にやっかいなことに、日本人ならもはや誰もが知っているであろう有名サービスにも適用されています。
例えば、TwitterやFacebook、Googleがそれに該当します。
中国国内でそれを知るまで、そんな規制があることを知らなかったものですから…
「え!?他のサイトは開けてなんでFacebookだけ開けないの!?どういうこと!?」と混乱しました。
ネットの接続状況を何度も確かめたり(笑
日本に居る間に、Facebookを通じて知り合った友人が上海に住んでいたので、こちらに来る前に「時間があったら会おうか!」なんて話もしていたので、連絡が取れないのにかなり焦りましたね。
その「Facebookに接続できない問題」に当面したその日は試行錯誤するも接続できず、1日を浪費しました。
どうしたものかと悩みながら、翌日学校に行き、友人にそれとなく聞いてみると…
なんとあっさり解決できると言うではありませんか。
『中国のインターネット規制はVPNで回避可能』
その日の昼ごはん代と交換にその方法を聞き出してみますと、どうやら「VPN」という方法で規制を回避する事ができるそうです。
仕組みについても簡単に説明をしてもらいました。難しい事はよくわからなかったのですが、要は接続先を分からないようにする技術だそうですね。
中国のインターネット規制は、「特定のページへのアクセスを遮断する」という方法らしいので、「どのページにアクセスしているかわからなくする」ことで対処が可能なのだということでした。
さっそくその「VPN」とやらに調べてみると、VPNを提供してくれている企業さんが沢山出てきました。
無料のものから有料のものまでたくさんあり、どれが良いのか悩んでいると…友人がオススメしてくれたのがこちらの「プラネットVPN」です。
無料の物は接続も安定せず、セキュリティ面も弱いそうなので、有料の物が良いとの事です。
日本語で分かりやすく、契約も簡単で、その後すぐVPNでの接続が行えました。
Facebookも使えるようになり、上海の友人とも連絡が取る事に成功!無事に会う事ができそうです。
本当に助かりました。