日中間でインターネットをするならVPNは必須
はじめまして、私は仕事の都合で現在中国に来ている者です。
長い時間滞在する訳ではありませんが、今後頻繁に中国と日本を行き来する事になっており、中国でのルールやマナーについて早い内に慣れたいと思っています。
こちらまでは羽田空港から約4時間ほど。往復で見ても8時間で行き来できるのですから、そんなに遠くには感じませんでした。
ですが、中国での仕事場に到着し、いざ業務を行おうとした際に…
中国との日本の距離感を実感する出来事がありました。やはり近くとも外国なんだなぁと。
『Googleへのアクセスが行えない』
弊社ではメールやファイル共有にGoogleを利用していたため、Googleが使えない事=ほぼすべての業務が滞る大問題ということになります。
何度やってもアクセスできず、自然と頭を抱えてしまいました。
インターネット自体は問題なく繋がっており、いくつかの他ページへアクセスしてみると正常に開けたので、より混乱してました。
そのまま2時間、行き詰ってしまったので気を紛らわすべく喫煙室へ。
そこでたまたま日本の方とお会いして、雑談に花が咲いている内に、なんとなく「Googleが開けなくてねー」と聞いてみると…
問題はあっさり解決。「それ『VPN』使ってないからじゃない?」
とおっしゃるではありませんか。『VPN』とは?
耳馴染みのない単語でしたので、聞いてみたところ、詳しく教えてもらえました。
『VPNは、インターネット上にトンネルを通すような物』
なんでも中国ではインターネットの利用に厳しい規制がかけられており、国外の有名なコンテンツへのアクセスが制限されているそうです。
規制の対象には「Facebook」、「Youtube」、「Line」、そして「Google」も含まれていました。
どおりで何度やってもアクセスできない訳です。
ではそれを解決する『VPN』はどういったものかと言うと、元はセキュリティ技術の一つだそうで、ページへのアクセスに中継サーバーを噛ませる事で、アクセス先のページを検知できなくするようです。
中国のインターネット利用規制は、接続先のサイトが規制対象だった場合、そのアクセスを弾く…という仕組みだそうで、『VPN』で接続先を隠蔽すれば、規制を回避できるとのこと。
それを聞き、すぐにデスクに戻り、導入の準備を進めました。
『VPN』を提供してくれるサービスもあるそうで、日本の『VPN』サービス会社もあるとの事。
しばらく利用する事になると思うので、日本の『VPN』サービスを探してみたところ、こちらのプラネットVPNに行き着きました。
日本語の接続マニュアルもわかりやすく、契約からすぐに利用可能に。
おそるおそるGoogleにアクセスしてみると……
無事に開く事ができました!一時はどうなることかと思いましたが、おかげ様でなんとか業務を進められそうです。
『VPN』さまさまですね。今後も引き続き、よろしくお願いいたします。