FacebookのザッカーバーグCEO 2016年の目標は“ジャーヴィス”のようなホームAIの構築


Facebookは人工知能の研究施設を2013年に設立し、Messengerアプリ内のパーソナルデジタルアシスタント「M」の開発などを行っています。そんな中、CEOであるマーク・ザッカーバーグ氏が自身のアカウント上で「2016年の目標は自宅用の人工知能を開発すること」と発表しました。

ザッカーバーグCEOは、毎年頭に個人的な目標を掲げて新しい物事に挑戦しているそうです。2010年には「中国語をマスターする」という目標を揚げ、2014年に北京の清華大学での公開インタビューでその成果を披露しています。

(北京の清華大学での公開インタビュー http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1410/23/news043.html)

ザッカーバーグ氏によれば、家庭用人工知能のイメージとして映画「アイアンマン」に登場する人工知能「JARVIS(ジャーヴィス)」のような技術を想定していて、「まずは人工知能に関する技術が現時点でどれほど発展しているのかを調べることから始める予定だ」と語っています。

アイアンマンのキャラクターの中でもJARVISは人気があり、現実世界でJARVISに似せてエフェクトを作るファンも登場しています。

ザッカーバーグ氏は、家庭用人工知能の活用方法として、まず自身の声を人工知能に学習させてから、自宅内の照明、温度、音楽などについて学習を進めていきたいと語っています。また、友人が家にやって来てインターホンを鳴らした際に顔認識でドアを自動で開けたり、娘のマックスちゃんが一人で遊んでいる最中に異変が起こったら通知を受けたり、FacebookのデータをVRで投影してよりよいサービスを構築したり、といった使い方も考えているそうです。

FacebookではSNSの提供のみならず、Internet.orgと共同で太陽光パネルを搭載した飛行機や人工衛星の開発に取り組んだり、Oculusを買収してVR端末のコントローラーやソフトウェアのデザインを改良したり、どんな質問にも答えられる人工知能「M」をMessengerアプリに搭載したりといった技術的な挑戦も行っています。ザッカーバーグ氏は、家庭用人工知能の開発もこのようなプロジェクトの一環として個人的に取り組みたい、とコメントしています。

また、ザッカーバーグ氏は、人工知能に対する挑戦を「知的挑戦」と位置づけていて、1年を通して学んだことを随時シェアする予定、としています。

GIDAZINEより http://gigazine.net/news/20160104-mark-zuckerberg-challenge-ai/
IT medisニュースより http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1601/04/news024.html

 

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